倉岡 裕之(くらおか ひろゆき)
日本の登山家/ 山岳ガイド/ 日本山岳ガイド協会所属/
上級山岳登攀ガイド/ エベレスト登頂9回(日本人最多)
https://hiroyuki-kuraoka.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/倉岡裕之
1961年8月3日、東京都に生まれる。我孫子市内の小中学校を卒業。中学校時代から丹沢で登山に親しむ。高校進学後、山岳部がなかったために毎日手賀沼で10kmタイムトライアルを行って身体を鍛えた。
大学進学後、登攀クラブ蒼氷でクライミングを始め、1984年木本哲らとともにエンゼルフォール(1,283m)を未踏ルートで初登攀成功。
1985年、映画「植村直己物語」の撮影スタッフとして5月マッキンリー登頂、10月エベレストロケに参加する。
帰国後、懸垂下降時に事故で大怪我を負い、約12年間クライミングから遠ざかる。
2003年よりラッセルブライス率いるヒマラヤン・エクスペリエンスに、田村真司と共にガイドとして参加。
2006年3月、カルステンツ・ピラミッドに登頂、七大陸最高峰登頂達成(日本人11人目、世界170人目)。
2007年5月、71歳の柳沢勝輔をエベレスト登頂に導き、柳沢勝輔はエベレスト登頂最高齢記録を更新した。
2013年5月、80歳の三浦雄一郎のエベレスト挑戦プロジェクトに参加、三浦雄一郎はエベレスト登頂に成功し、最高齢記録を更新した。
2014年4月、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」イモトアヤコエベレスト登山企画に参加して現地入りしていたが、大規模な雪崩が発生したために企画自体が中止となった。
2018年2月、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」イモトアヤコ「イッテQ!登山部」南極大陸最高峰ヴィンソン・マシフ登山企画に参加し登頂に成功。
この企画は2018年、2019年、2020年と複数回に渡って放送されている。(世界の果てまでイッテQ!|公式サイト)
世界七大陸最高峰のガイディングをはじめ、マナスル、チョオユー、アマ・ダブラムなどをはじめとした海外高峰登山ガイドとして活躍。
エベレスト9回、チョ・オユー3回、マナスル4回、エルブルース10回以上、マッキンリー5回、アコンカグア14回、ヴィンソン・マシフ7回、キリマンジャロ3回、カルステンツ・ピラミッド7回、そのほとんどをガイドとして登頂している。
エベレスト登頂9回は、日本人エベレスト最多登頂記録である。
エベレストを筆頭に、世界7大陸の最高峰を山岳ガイドとして登頂し、山岳業界では世界のクラオカとして知らない人はいない。
極寒、強風、吹雪など、常に死と隣り合わせの極限の世界でチャレンジをするクライマーを いかに安全に登頂するかのをサポートする仕事をする。
数多の登頂をサポートし、一度も死亡事故を起こしていない、冷静かつ的確な判断は唯一無二。