村田 幸紀 (むらた こうき)
一般社団法人 こどもmirai 代表理事
株式会社 ADVANCE 代表取締役
不動産投資で経済的自由を手にする会 代表
三重県出身 1970年生まれ。トヨタ系部品メーカーに勤めながら、2004年から不動産賃貸業を始める。現在は22棟584戸を所有し、業界の紐づけがない、投資家に完全に寄り添う独立系の不動産投資コンサルタントとして活動をしている。
代表を務める『不動産投資で経済的自由を手にする会』では、入会基準が「すぐに使える資産が2000万円」という高いハードルにも関わらず、現在会員が250名、所有する物件は2万2000戸、家賃収入が1億以上達成した会員を76名輩出している。一棟物不動産投資コンサルティングでは、日本で最古かつ最大規模で、ダントツの実績を誇るコミュニティとなっている。
過去1000名以上コンサルティングを行ってきた中で、成功する者と成功しない者のお金に対する価値観が大きく違うことがわかり、双方の話を聞く中で「親のお小遣いのあげ方が、子どもの将来のお金との付き合い方に、非常に大きな影響を与えるのではないか」と気づいた。そこで検証を行ったところ、金融資産を2000万円以上を所有している人は、子どもの頃からお金に関して「良い習慣をつけたり、良い印象を持った人」であり、今もお金で苦労している人は、子どもの頃(親が意図したかどうかは別として)お金に関して「悪い習慣をつけたり、悪い印象を受けた」人であることが浮き彫りになった。
子どものころからお小遣いを通じ「浪費・消費・投資」の習慣トレーニングを行うことで、お金に対する良い習慣、良い印象を持った大人になり、お金を使い切ったりせず、有効に使う時は使い、貯めるときはしっかり貯めることができるようになり「自分自身の人生の手綱を握りしめ、自らの手でしっかりとコントロールするスキル」を身につけることが重要と考えた。
お小遣いを通じ、コントロールできるようになることを、自身3人の子でも実践する中で、また「不動産投資で経済的自由を手にする会」のメンバーにも推奨したところ、子どもに対する金融教育だけにとどまらず、お小遣いを通じた親子のコミュニケーションを取ることができ、親が支援すべきところは支援し、それ以外は子ども自身が考えて行動をとるようになり、親子の信頼関係も構築できることが分かった。
そのような自身の経験と、多くの仮説と検証、そして実践した家族からの声をまとめ、6冊目の著書『わが子が将来お金に困らない人になる「お小遣い」のルール』を出版。それに合わせ「親子で語る寺子屋」をテーマとし、子どもたちの明るい未来には、親子のコミュニケーションが重要であることを伝えるべく、お小遣いを通じ、親子で考え、実践することを提案する「一般社団法人 こどもmirai」を発足。